兄妹
2日後に引越し荷物を出さなければいけないのに、全然片付けが終わらない…。笑
25年住んだ4人家族の家には色んなものがある。
去年、私が北海道に戻ってきた時に、8割くらい写真を捨てた。
親の若かった頃や、ばぁちゃんの若かった頃の写真もあったが、母と相談しながらほとんど捨てた。
どんな写真を残したかなど覚えてるはずもなく、納戸を片付けていたら出てきた。
厳選された写真たちが。笑
写真に写っているのは、左が私で右が兄だ。
私は泣いているのに、兄はとびきりの笑顔だ。
妹としてはムカつく瞬間だ。
すごく腹立たしい。
でも、客観的にみると、すごくいい写真だ。
よくある兄妹の風景で、いたずらっ子の兄と怒って泣いてる妹。
なんとも微笑ましくていい写真だ!!
だから捨てずに残されたに違いない。
でも、兄の笑顔と嬉しそうな手の仕草が、妹の私にはムカつく。笑
リムジン
今日仕事から帰って来たら親戚が来ていた。
伯父は認知症で何度も同じことを繰り返し聞いて来る。
伯父『犬はメスか?オスか?名前は何て言うの?何歳なの?』
私『ゆきはメスだよ。もう11歳になるよ。』
伯父『そーか、ゆきっていうのか。今は夏なのにゆきか!!11歳だったらもうばぁさんだなぁ!!笑。
で、なんて名前なの?メスか?オスか?』
こんな感じでずっと繰り返される。笑
でも、私はこの会話が意外と面白い。
くだらない冗談を交えて伯父は会話をして来るから、時々、本当は認知症のふりをしてるだけなんじゃないかと思う。笑
今日も…
伯父『何、あったかい所へ引越すって?どこ行くのよ?』
伯母『沖縄だとさ。遠いね…。』
伯父『沖縄!?それはいいなぁ。犬と猫も連れて行 くならオジさんも一緒に飛行機にのせて欲しいなぁ〜。』
伯母『大丈夫だ、心配しなくてもそのうち立派なリムジンに乗せてやるから。笑』
立派なリムジン…それは霊柩車のことである。
年寄りの会話はこう言うところが面白い。笑笑
二日酔い
昨日は職場の人たちと飲みに出かけた。
可愛い2人と、ふざけた大人3人で。
彼らはみんな可愛い。
ふざけた大人たちも可愛い。
一緒に飲んでて楽しい。
けど、昨日は調子に乗りすぎの1番ふざけてる私は、数年ぶりに吐いた。
しかも、ちょっと記憶が曖昧だったり、時系列がおかしいことになっている。
沖縄にいた頃はよく飲みに行ってたから、このくらいはへっちゃらだったのに、年齢には勝てない。
確実に弱くなっている。
お酒の飲み方を考えないと、ただのかっこ悪い大人になってしまう…。
そのせいで、せっかくの楽しい記憶が…あまりない。
でも、楽しかった事だけはわかる。笑
出会いって本当に不思議だ。
お父さんが亡くなっていなければ、私は今も沖縄にずっといたはずだ。
そして、彼らとも出会うことはなかったと思う。
でも、お父さんが亡くなって、お母さんを1人にしておけないから北海道に戻って来た。
沖縄に戻るまでの間、何でもいいから仕事でもするかーって感じで今の職場の面接に行った。
でも、そこで彼らからたくさんのことを学んだ。
人間ずっと同じ場所でしか仕事をしてないと、常識が偏るんだなって自分自身を振り返って思った。
同じ仕事でも地域が違ったり、人が違うだけでもかなり新発見があるのに、違う職種を経験できるというのは、とても新鮮で充実した楽しい毎日に出会えると知った。
人生いろんな経験をして、たくさんの人たちに出会った方がいい。
昨日の衝撃的な言葉は、
私よりひとまわり以上下の子たちに、
『ナカムラさんみたいな人がお母さんだったら良かったのにって思う。』って言われたこと。笑笑
自分の年齢を再確認したのと、子供を産んだことのない私がそれを言われてもちょっとピンと来ない。笑
まぁ、嫌がられるよりはいいけど、ちょっと複雑な気持ちになった。笑笑
男性のタイプ
今日の北海道は台風の影響で大雨。
ついでに寒い。
9月に入ってから朝晩の冷え込みが辛い。
今朝はストーブをつけた。
最近またよくテレビで藤井隆を見る。
私は藤井隆が大好きで、大学生の時は絶対に藤井隆と結婚したいと思っていた。
顔は全然タイプではない。
でも、この人は絶対にいい人に違いない!!と、根拠のない自信があった。笑
最近テレビにまたよく出るようになって嬉しい。
私は、ゴールデンレトリバーのような笑顔の持ち主が大好きだ。あの可愛いBig smileをされると一瞬で落ちる。笑
barとかで飲んでいて、アメリカ人に話しかけられて話していると大抵、どんな男の人が好きなの?と聞かれる。その度に、『ゴールデンレトリバーpuppy smileの持ち主』と答える。
まぁ、半分の男は『....oh...okay....』って言いながら変な顔をする。笑
でも、残り半分の男性はノリよく返してくれる。
中でもウケたのが、10歳年下のアメリカ人の男の子にナンパされた時に、『君が僕をpuppyから成犬に育てよ!』って言った男だ。笑
ウケたけど、ちゃんとお断りをした。笑
藤井隆は決してゴールデンレトリバースマイルの持ち主ではないが、大好きだ。笑
あー、そろそろ再婚したいなぁ〜。と藤井隆を見ながら思う今日この頃。
さて、引越しの荷造りでもするかな。笑
誕生日
今日は職場の人からちょっと変わったトウキビをもらった。
なんか…不思議な食感。
写真の黒っぽいトウキビは、黒豆の煮たやつみたいな…コツコツしてる感じ。
正直…美味しくは無い 笑笑
決して美味しく無い!!わけではない。
でも、美味しくは…無い。
この微妙なニュアンスわかってもらえるかしら…笑
そして、今日は愛犬Yuki の11歳の誕生日。
横顔美人です。笑
カリフォルニアに住んでいた時、シェルターから引き取ってもう11年。
生後2ヶ月で引き取りました。
当時は甘えん坊のおてんば娘。
今も甘えん坊のおてんば娘。
11歳になるのに、出会う人みんなから、
『5歳くらいですか?』と聞かれる。
元気でいてくれることは本当にありがたい。
カリフォルニアの砂漠町で出会い、一緒に北海道やら山口やら、沖縄やらあちこち転々として来てくれたyuki。
私の元気の源、ゆき太郎。
yuki以上の犬に出会える気がしない、というか出会う気もない。笑
私にとっては特別な犬。
私が動物看護師になったきっかけもyukiと愛猫Cookieのおかげ。
彼女達がいてくれたから、私は今まで頑張ってこれたし、これからも頑張れる。
Happy birthday,Yuki!!
I really really love you :)
引越しまで1ヶ月…
引越しまであと1ヶ月を切ってしまった…。
毎日せかせか引越し荷物の整理に追われています…。
猫達は相変わらずダンボールが好きで、荷造りの邪魔をしに来る…。
今の職場にじゅりちゃんと言う天使の笑顔の持ち主が、私がもう直ぐ沖縄に行ってしまうのが悲しい…と、毎回寂しそうに言ってくれる。
『この話をすると泣きそうになるから、1回やめよう、この話…。』って笑いながらごまかす笑顔がたまらなく可愛い。笑
今の職場は最初から辞めるのを前提に、短期で雇ってもらった。だから、職場の人たちとプライベートで仲良くするのは止めよう…と思っていた。
別れが辛くなるから。
ここの人たちはみんな良い人で、とにかく優しい。
こんなに良い人たちが揃っている職場がこの世にあるんだ…と思うくらい、みんな優しい。
なおさら仲良くなったら辛いから、個人的な付き合いはしたくないと思った。
沖縄の職場も大好きな人たちが多すぎて、辞める時本当に辛かった。大好きな沖縄で、大好きな人たちに囲まれて毎日楽しく仕事をしていたから、あんな悲しい思いはできるだけしたくない…って言う気持ちがあったから。
馬場さんって言う私の同級生のお母さんは、とても可愛らしい人で優しくてご飯が美味しくて、みんなのお母さん的な存在。
村上さんは男前で仕事をバリバリこなす頼れる先輩。ちなみに村上さんは女性です。笑
あいちゃんはムードメーカーで、あいちゃんがいるだけで職場の空気が明るく楽しくなる。
マイマイはまだ19歳だけど、頑張り屋さんで任された仕事とちゃんと向き合える真面目な良い子。
葛西さんは不思議男子だけど、甘え上手でなんだかんだでみんなから愛されている。
彼らとも、もう直ぐお別れをしなければいけない。
仲良くなるつもりはなかったのに、いつの間にか一緒に飲みに行ったりしては、ケラケラ笑ってふざけて遊ぶのは本当に楽しくて…仲良しになってしまった。
みんなが、沖縄に行くのやめたら?本当に行っちゃうの?沖縄に遊びに行くからね!!
ってお世辞でも言ってくれるのが嬉しい。
仲良くなると別れが辛いけど、そう言う風に思える職場で働けて本当によかった。
どこに行っても、いつも素敵な出会いがあって私はラッキーだ。笑
4000メートル
昨日、札幌から帰って来た。
母は運転が嫌いで下手なため、私がいつも運転をする。
札幌へも私が運転をして行く。
私は直ぐ高速に乗る。
お金はかかるが早いし楽だからだ。
札幌へは2時間半近く高速に乗っていなければいけない。しかも、制限速度が70キロとか…なのに一車線とか…。北海道の高速は、高速の意味がないって心の中でいつもつぶやいている。
それよりも、私がいつもうんざりするのが…トンネルである。
長い!!とにかく長い!!
永遠とトンネル。
やっとトンネル終わったー!!と思ったら、トンネル、そしてまたトンネル。
長いトンネルは4000メートル超え。
4000メートル。4キロ。
トンネルに入る手前に、このトンネルは◯◯◯メートルとか◯◯◯◯メートルとか書かれている。
その瞬間…4000メートルとか見ると頭の中で約4分もトンネルの中にいなきゃいけないの??まじかよ…なげーよ。トンネルに4分って…うんざり。
疲れる…トンネル。何だか呼吸ができてない気がしてくる。息がつまる…。
あかりが見えて来た時の喜びは半端ない。
でも、このトンネルを作った人たちは、たった4分の為にとてつもない歳月を費やしたんだろうなぁ…、とか、去年北海道に台風が来た時も、あの土砂を撤去するのに大変な思いをしたんだろうなぁ…って考えると文句は言えない。
自分の知らないところで、知らない人たちが、会ったこともない人たちのために頑張って仕事をしてくれてると思うと、素敵な世の中だなぁって。
4000メートルくらいに文句を言っている自分が恥ずかしい。
ちっせー人間だな…と反省しました。