4000メートル
昨日、札幌から帰って来た。
母は運転が嫌いで下手なため、私がいつも運転をする。
札幌へも私が運転をして行く。
私は直ぐ高速に乗る。
お金はかかるが早いし楽だからだ。
札幌へは2時間半近く高速に乗っていなければいけない。しかも、制限速度が70キロとか…なのに一車線とか…。北海道の高速は、高速の意味がないって心の中でいつもつぶやいている。
それよりも、私がいつもうんざりするのが…トンネルである。
長い!!とにかく長い!!
永遠とトンネル。
やっとトンネル終わったー!!と思ったら、トンネル、そしてまたトンネル。
長いトンネルは4000メートル超え。
4000メートル。4キロ。
トンネルに入る手前に、このトンネルは◯◯◯メートルとか◯◯◯◯メートルとか書かれている。
その瞬間…4000メートルとか見ると頭の中で約4分もトンネルの中にいなきゃいけないの??まじかよ…なげーよ。トンネルに4分って…うんざり。
疲れる…トンネル。何だか呼吸ができてない気がしてくる。息がつまる…。
あかりが見えて来た時の喜びは半端ない。
でも、このトンネルを作った人たちは、たった4分の為にとてつもない歳月を費やしたんだろうなぁ…、とか、去年北海道に台風が来た時も、あの土砂を撤去するのに大変な思いをしたんだろうなぁ…って考えると文句は言えない。
自分の知らないところで、知らない人たちが、会ったこともない人たちのために頑張って仕事をしてくれてると思うと、素敵な世の中だなぁって。
4000メートルくらいに文句を言っている自分が恥ずかしい。
ちっせー人間だな…と反省しました。