30代女の頭の中

30代女と毒舌母(北海道のハブ)ととぼけた大型犬とメタボな猫2匹との日常を綴るブログです

死ぬと言うこと

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友人が突然亡くなった。

亡くなるんだから突然なんだけど…。

 

彼女とは同期で入社して、いい時も悪い時も一緒に戦ってきた仲間だ。

考え方にだいぶ違いがあったから、仕事ではよくぶつかった。お互い役職に就いてからは距離ができた。

彼女が退職してから会ったのは2回ほど。

プライベートで連絡を取ることは無かった。

 

でも、心のどこかでお互いに気にしていたのかもしれない。

彼女が亡くなった翌日、夢に出てきた。

 

彼女は結婚式を控えていた。

そのために毎朝5時に起きて、出勤前にウォーキングをしていたらしい。

亡くなった翌日、夢の中で美味しそうにお菓子を食べてる彼女に、「もうすぐ結婚式なのに!」と私が言うと、「死んだら関係ないけどねー!🎶」と笑顔でお菓子を食べていた。

ふと目が覚めて時計を見たらちょうど5時だった。

その瞬間、「あ、会いに来てくれたんだ。わざわざ挨拶式来てくれたんだな…。」って思った。

 

全然連絡なんか取ってなくて、2年くらい経つのに。

 

10日後に結婚式を控えて、楽しみに毎朝頑張って歩いてたんだろうと思うと…なんて言っていいかわからない。言葉が見つからない。

彼女が歩いてるところに車が突っ込んで来て、そのまま逝ってしまった。

結婚式の4日後には彼女の誕生日も控えていた。

 

こんな事ってあっていいのか…

なんで彼女だったのか。なんで今このタイミングだったのか。

考えたところで答えはない。

でも、彼女の命が教えてくれたことはたくさんある。

何より、いい関係を築けなかった私のところに会いに来てくれた事は、本当に嬉しかった。

きっと気にしてくれてたのかもしれない。

人はなぜ生まれて来て、なぜ死んでいくのか。

人それぞれ目的があって生まれて来るはずだ。

彼女はその目的を達成したのだろうか?

人は生きてる間は人生の目的なんてわからないんだと思う。死んで初めて知るのかも。

毎日を大切に。

ゆっくり周りの景色を眺めよう。

会いたい人とは先延ばしにせずに会おう。

相手の言葉や気持ちに耳を傾けよう。

一口一口美味しいご飯に感謝しよう。

好きなことを仕事にできた自分を誇りに思おう。

動物看護師を誇りに思おう。

毎日、大好きな動物たちに囲まれて仕事ができる喜びを味わおう。

次から次へとどんどん出てくる。

先に逝ってしまった人たちに、恥ずかしくない人生を見せよう。

豊かな人生を生きよう。