こたつとマインドコントロール
2019年 明けましておめでとうございます。
今日テレビを見ていて思い出した事がある。
私は大学生になるまで、こたつに入ったまま寝ると死ぬと思っていた。
北海道の人間はこたつを使わないし、持っている家庭はあまりないと思う。
家の中が十分暖かいから必要ない。
そのため、私は大学生になって1人暮らしをするまでこたつに入った事がなかった。
大学に入って青森や秋田出身の友達ができて、その子たちの家に行くと必ずこたつがあった。
初めてのこたつに内心、おぉこれがこたつか…へぇって思っていた。
そして、みんなでワイワイおしゃべりをしてご飯を食べながらお酒を飲んでいるうちに、誰かがそのままこたつの中で寝始める。
それを見た瞬間、うわっ!!!死んじゃう!!!早く起こさないと!!!って焦ったのを覚えている。
でも、青森と秋田出身の友達たちにこたつで寝ても死なないことを教わった。
あれは衝撃だった。
コタツで寝ても死なないのか?!って。
だって、私の母は私が小さい頃からずーーーーーっと、こたつで寝ると死ぬんだよ、って吹き込んできたから、てっきり本当に死ぬと思い込んでいた。
そもそもこたつがない生活をしている中で、こたつで寝ると死ぬって教え込まれると、子供は素直だから信じちゃうんだな。
そして、そのまま大学生になってしまったっていう…。
マインドコントロールって恐ろしい。
今年も一年、良い年になりますように。