捨てる神あれば拾う神あり
我が家は物を取っておくと言うことをあまりしない。
半年使わなければ、今後使うことはないだろう…
一年使わなければ、確実に今後使わないな!!
と言うことで、捨てる。
基本捨てる。
でも、周りにリサイクルショップに持っていけだの、捨てる前に声かけてだの言われて、捨てる前に考えたりするけど、面倒くささが勝って捨てる。
もったいないかなぁと思ったものだけ、友達にもらってもらったり、洋服などは海外の貧しい国の子供たちに、送ってくれる活動をしてるところに渡したりする。
最近、引越しの片付けをしていたら、母の弟夫婦がやって来た。
母の弟を私は『しんちおじちゃん』と呼んでいる。
しんちおじちゃんは何でももらって行く 笑
奥さんのよーこおばちゃんに、『え?!それも持って帰るの?いらないしょー!!どこに置くの??』と怒られても、あーだこーだ言って『はいっ!げっとーーーー!!』とニコニコ笑ってごまかす。笑
母が、『これも捨てて行く』と言えば、しんちおじちゃんは『え?使わないの?じゃーこれもーらおっ』と言う。
挙げ句の果てには、『これ使わないしょ?もらっていい??』と笑顔で聞いてくる。笑
使用済みの汚い軍手も持って帰った。笑
そんな愉快な会話を、私は遠くから聞いていた。
だって、39.3度の熱が出て寝込んでいたんですもの。笑
夏祭り
昨日は地元の夏祭りがあった。
私は滅多にこういう場所へは行かない。
昔から我が家はこういう人混みにわざわざ行かない。
初詣も一度も行ったことがない。
雪まつりも風邪をもらうだけだから行かない。
冷めた家族である。
でも、昨日は職場の仲良くなった人たちに誘われて、夏祭りに行ってみた。
会場にはビールと酎ハイくらいしかないだろうと思い、アルコールを持参した。
私はビールが飲めない。どんなにウォッカや泡盛を飲んでも二日酔いをしないのに、ビールは2、3杯飲んだらOUT。頭痛と吐き気に襲われる。
酎ハイは嫌いなだけ。
瓶のモヒートをまず飲み、なくなったら水筒に入れて来たモヒートを瓶にうつして飲む。
瓶のままリュックに入れるとぬるくなる。だから水筒に入れて冷たいままをkeep。
それを見た、ジュリちゃんと言う天使の笑顔の持ち主が、動画を撮って面白がっていた。
それに焼き鳥や焼きそばを食べる。
夏祭りの雰囲気を久しぶりに味わった。
5人の大人と1人のちびっこで、他愛もない話にケラケラ笑って楽しく過ごした。
そのツケが…今日は喉が痛くて熱もどんどん上がっている…。
はぁ…夏風邪は何年ぶりだろう…しんどいわぁ。
でも、いい思い出ができた。
相手の立場になれる動物看護師に…
引越し荷物を出すのは9月の下旬。
でも、今からちょっとずつ始めないと、絶対に後で大変なことになる。
だから、少しずつ荷物を整理していると、去年沖縄を離れる時に、職場の人たちが寄せ書きをくれたのが出て来た。
たった一年なのに、とても懐かしく感じた。
正直、獣医療の現場に一年以上いないのは不安でしかない。
でも、職場に復帰したら心に決めていることがある。
それは、動物や飼い主さん、一緒に働いてるスタッフたち、一人一人の立場になって物事を考えられる動物看護師。
当たり前のことだけど、意外とできていなかったんじゃないかと思う。
今日、沖縄の友達から、彼女が飼っていた猫ちゃんが腎不全で亡くなったと連絡があった。
様子がおかしいと感じて病院に連れて行き、入院してたった数日で亡くなった。
彼女は色々納得ができないことがあると話していた。
何よりも、看取ってあげれなかったことが辛いと言っていた。家族の誰も看取ってあげれず、病院で逝ってしまったことが心残りだと…。
この仕事をしていると、仕事をしている側は当たり前のように思えることも、飼い主さんにとっては当たり前のことでなければ、わからないことだらけの世界だ。
時々、ものすごく神経質で細かい飼い主さんもいる。でも、それって当たり前のことなんだと思う。
大事な家族だから。わからないから不安になるわけだし。
中には遠慮して聞きたいことがあっても、何も言わない飼い主さんもいる。忙しそうだな…とか、聞いていいのかな?とか、面倒臭い飼い主だと思われるんじゃないかとか。
でも、そんな飼い主さんにこそ、こちら側から声をかけるべきなんだ。
聞かれなかったから、答えなかった。ではなくて、相手の立場になって考えてあげることが大事だし、そうやってコミュニケーションをとることで、信頼関係も生まれる。
それは、一緒に仕事をしてる仲間に対しても同じことだ。
以前働いてる時は、出勤してタイムカードを切るたびに、目配り・気配り・心配り、と心の中でつぶやいていたが、これからはそこに、謙虚でいることも追加しようと思う。
一緒に働く仲間と、飼い主さんと動物たちがどんな時でも、最後は良かったと笑顔でいれるように。
私のカレー。母のカレー。
今日の夕食はカレーだった。
母は、夏野菜カレー。
私は、ほうれん草たっぷりのとひき肉カレー。
外食ではない。
それぞれが違うカレーを作るのだ。
私はあまり夏野菜カレーが好きではない。
ズッキーニやナスとかが入っていて、ちょっと…苦手である。ウリ科の野菜が苦手なのだが、中でもズッキーニとナスは本当に苦手だ。
キュウリは好きだ。でも、火を通す調理法をとられると…イヤだ。
あと、ゴーヤも食べれる。
でも、ナスとかズッキーニとかヘチマのペタペタした感じが…どうも…好きじゃない。
しかも、母のカレーは辛い。辛口しか使わない。
私は辛い食べ物が大好きだ。でも、カレーの辛いのだけは食べれない。
わさび、ハラペーニョ、バナナペッパー、タバスコとかキムチとか大好き。なのに、カレーの辛いのだけは食べれない。
だから、私は母のカレーは食べれない。笑
そして、私のカレーはと言うと…。
ニンニクと玉ねぎをみじん切りにし挽肉と炒めて、カレーフレークで味付けをしてから、トマトとピーマンをざく切りにし一緒に炒め、最後に冷凍ほうれん草をたっぷり入れる。
味付けは、ニンジンベースの野菜ジュースとバーモントの甘口と、牛乳だ。
母は甘いカレーが嫌いだ。しかも、挽肉もあまり好まない。
でも、意外と私のカレーは好きだと言ってくれる人が多く、前の旦那にも別れる前に、カレーのレシピを教えてくれとお願いされたり、遊びに来た友達にカレーを作ってあげると、必ず次遊びに来る時もカレーが食べたいと言われる。
私と母は一緒にカレーを食べながら、違うカレーを食す。笑
沖縄行き
沖縄に引越す日が決まった。
先日、マンションの管理会社から内覧会と引渡し日の連絡が来た。
北海道での生活も、残り3ヶ月もない。
早く沖縄に戻りたくて、ウズウズしていたけど、引越しの日程が決まり、飛行機のチケットの手配も済み、着々とここを離れる準備が進むにつれて、いつもの景色が何だか愛おしく思えてくる。
前の職場にも連絡を入れ、引越しの片付けがある程度落ち着くまで、愛犬ゆきと愛猫のCookieとMapleをホテルで預かってもらうための予約を取ったり…。
動物看護師の仕事に戻るのは楽しみだけど、1年以上ぶりの職場復帰はけっこう不安でもある。
でも、責任の伴う行動を起こす時はいつだって気持ちがいい。
少しの緊張と恐怖が自分を成長させてくれる。
私は、自分の人生が好きだ。