壊れる瞬間と自分を知る事
こうやって人間って壊れるんだなって思った。
そして、自分は意外と真面目で厄介な性格だと知った。
適当に仕事をしてるように振舞いながら、几帳面に生きていて、わざわざ疲れるような道を選んで歩いていた。
だから、急にダムが決壊したかのように感情が溢れ出して、止めることもできなければそんな事どうだってよかった。
面白かったのは、感情が爆発したかのように止まらなくなった時、無気力になって逆にボーッとしてしまった事。
全てがどうでもよくて、とにかくこのままだと潰れると思って、翌日から仕事に行くのをやめた。
色んな事が積み重なって、先の見えないゴールのないマラソンを永遠と走らされてる感じだった。
でも、きっといつか報われると信じたかったんだな。頑張ればきっといつかって。
けど、ある出来事が引金になって全部崩れ落ちた感じがした。
その時、あぁ、こうやって人間て堕ちていくんだなって。絶望感が半端ない。
ただ、1つ絶望の中で思ったのが、自分っていう人間を知ることの大事さ。
自分ってどういう人なんだろう。
私って本当はどういう風に生きたいんだろう。
どういう性格なんだろう。
自分を理解してあげないと、私がかわいそう。
どう向き合ってどう理解したらいいか全然わからないけど、自分のことをもっと知らないとダメだって気がついただけでも良かったのかな。
世の中の人たちはどうやって自分を知るんだろう。