メイポー
先日、ゆき(犬)とCookie(猫)、それからメイポー(猫)をワクチン接種に連れて行った。
ゆきは週2で耳洗浄に通っているから、病院は慣れている。しかも、行くたびに先生がおやつをくれるから、自ら進んで診察室へ入って行く……。
Cookieはとても人懐こくて、甘え上手なデレデレ猫だからとても助かる。
問題はミケ猫メイポーである。
彼女は元々は私が沖縄で保護した猫。
仕事を終えて車を運転してたら、かすかに猫の鳴き声が聞こえる気がする…と思っていたら後部座席にいたゆきが、鼻を鳴らしながら首をかしげ始めるから、やっぱりこれは…と思いコンビニに車を止めた。
ボンネットを開けると…元気のいい子猫がニャーーーッと飛び出て来た…。
直ぐに職場に戻り、ドクターに診てもらったが尻尾と肉球に軽い火傷をしてるくらいで、特に問題はなかった。
この子…どうしよう…と思っていると、ドクターが『この猫、最近病院の周りに住み着いてた野良猫だよ。しかも、H先生が絶対に餌付けするなって言ってたのに、VT(veterinary technician 動物看護師)の◯◯さんがねーご飯あげてた 笑。』って…流れから、かくかくしかじかあって私が結局飼うことになった…。
色々検査してFIV(猫エイズ)とFeLV(猫白血病)のウイルス検査は2回行ってマイナスだった。けど、彼女…カビっ子でカビがはえてたので、完治するまでは病院で過ごしてその後、連れ帰った。
すごい元気なおてんばさんで、スーパーでお惣菜を買って、ちょっとでもテーブルにポンと置いてその場を離れたら終わり。全部持ち逃げされる。笑
ゆきやCookieはそんな事をした事がない。だから油断していた…。毎日がメイポーとの戦いで本当に大変だった…。でもとても人懐こくて可愛い甘えん坊だったのに…北海道の実家に預けてから、何があったのか知らんが、The猫と化した。
知らない人が来たら納戸に逃げて絶対に出てこない。そして、うちの母にしか懐かない。私が触ろうとするとすごい勢いで走って逃げる…。謎。
北海道に預けた事を怒っているのか。捨てられたと思っているのかも。
でも、ワクチン接種しに病院に行くと、普段私に懐かないメイポーが、必死に私に助けを求めてくる。なんて可愛いんだ。笑
連れて行くのも大仕事。ケージに入れるのは至難の技。母にしか懐かないのに、母は捕まえられないと言う。笑
そして、ありえないくらい太っている。6.6キロもある。糖尿病になってしまう…どうにかこうにか頑張る私の隣で、メイポーにおやつをあげる母。
お母さん、メイポーをこれ以上太らせないでくれ…頼むよ。笑
トイレ
我が家のトイレは扉が開きっぱなし。
猫たちのトイレも、人間と同じトイレに置いてあるから、扉を閉めちゃうと猫がトイレには入れなくなっちゃう…って言う理由ではない。
猫を飼う前からトイレの扉は開きっぱなし。
私は使用中も閉めたことがない。
父や母も閉めない。
閉めずに用を足してると慌てて猫が走ってくる。
そして、一緒に用を足す。
玄関を開けると4メートルくらい廊下があって、その突き当たりがトイレ。
だから時々、トイレ中に誰かが来ると困る。
でも、そんなことは滅多にないから気にしない。
トイレの扉は閉まらないようにストッパーで止めてある。だから、家族以外の親戚や友人が遊びに来るとみんな戸惑う。
『えっ…え!?閉めちゃダメなの??』って。笑
もちろん、ストッパーを外して閉めてくれて構わない。笑
トイレの扉を閉めないで入る一番の喜びは、猫が連れションしに来てくれること。笑
お別れ
今日、私が仕事に行ってる間にピアノをピアノセンターの人たちが引き取りに来た。
ピアノを先に習っていたのは兄。
羨ましくて、私も習いたいと親にお願いをした。
ピアノは他のどの習い事よりも長く続いた。
小学校を上がる前から、高校を卒業するまで習っていた。
途中、練習が嫌でズル休みをして友達と遊んだりしたけど、なぜかピアノだけは長続きした。
高校を卒業をして実家を離れた後も、実家に帰省する度にピアノを弾いていた。
母はクラシックが好きで、私にクラシックを弾かせたがったが、私はあまりクラシックが好きではなかったから、ジャズやジブリ、映画のサントラの曲を好んで弾いていた。
でも、母が喜ぶからたまにはクラシックも頑張って練習をして弾いてきかせた。
私は手がとても小さくて、子供のてみたいとよく言われる。
でも、ピアノを弾いてたおかげで指がとてもひらく。まぁ、ピアノを弾く以外、何の役にも立たないけど…笑
お世話になったピアノにちゃんとお礼も言えずにサヨナラになってしまった…。昨日、最後にピアノを弾けばよかった…。仕事が忙しくて疲れてさっさとお風呂に入って寝てしまった…。
それが、ちょっと後悔。
ピアノさん、長い間ありがとう。
ピアノの練習が嫌で嫌で辞めたいと思った時もあったけど、一生懸命練習をして、難しい曲を弾きこなせるようになった時はいつだって嬉しかったよ。
これから毎日、いろんな物にお礼を言おうと思う。
母
キッチンの排水溝が詰まっているぽくて、流れが悪い。
確かにコレは不便だし、どーにかしないと大変だ。
そして、母がずっとイライラして機嫌が悪く文句ばかり言っている…。
私にはこう言う時、イライラして怒りだす人がよくわからない。
確かに不便だよ。
確かにマジかよーって思うよ。
でもさ、イライラして怒っても直らないことぐらいわかるじゃない。
今やれることは、業者に電話をして来てもらうこと。それだけ。
そこから始めないと、何も始まらないじゃない。
ひたすら文句を言って怒っていて状況が変わりますか?って話だ。
イライラしてる母に、業者に電話をして来てもらうしかないでしょーっと言うと、
『お盆でこんな時間に来れるわけない!!』と言う。
それは電話をしてみないとわからないことでしょっと言うと不機嫌そうに無視をする 。笑
ネットで調べて電話をしてみると、今日は無理だけど明日のお昼頃なら行けます、と言うことでお願いをした。
母に、『お昼頃来れるらしいから、来る前に一度電話くれるって。そしたら電話出てよちゃんと』と言うと、『何番?!知らない番号は出たくない!!夕飯の準備もできないし!!』と怒っている…。
なぜそんなに怒るのか私にはわからない。笑
思い通りにならなくて駄々をこねる子供と一緒だ…。
世の中には思うようにことが進まないことがしばしばあるのに…その度にこの人はこうやってイライラし続けるのだろうか…。
あまりにひどく怒るので、
『こう言うことが起こるたびにイライラするのを止めてもらえる?トラブルが起きた時は冷静になって、何からすべきかを考えて行動するしかないんだよ。怒っても解決しないんだから。自分たちではどうにもできないことがたくさんあるの。思い通りに行かないことがたくさんあるの。必要のない怒りのエネルギー使わないで。怒るところじゃないから…。』
と、言うと不機嫌そうに黙る母。
父さんを尊敬する。笑
よくこんなワガママな母と生きて来たなと…。笑
私としては、キッチンのシンクが使えない。うーんマジか。業者に電話するか。あとは業者に見てもらって何が問題かを聞いてからだな。しゃーない、それまではどうにかするか。
それだけの事なのに、母にとってはこの世の終わりくらいの大問題らしい…。笑
母よ…私はあなたの旦那にはなれないんだよ。親にもなれないんだよ。
もう少し、環境適応能力を上げてくれ。頼む。笑
必要なモノ
今朝、ばぁちゃんが亡くなった。
103歳だ。すげー頑張ったと思う。
でも、ここ数年、寝たきりでほぼ意識もなかった。
それでも、ばぁちゃんは生きた。
色んなものが体についた状態で。
ばぁちゃんは白くてもちもちしてて、ぽちゃぽちゃで柔らかくて気持ちが良かった。笑
小さい頃はよく一緒にお風呂に入った。
色んな歌を歌ってくれた。
色んな話を聞かせてくれた。
優しく微笑んでくれた。
いつも、サロンパスの匂いがした。笑
最近、引越しの片付けをしてて思う事がある。
物を持つって本当に意味がない。
結局、無くてもどうにかなるものばかりだ。
本当に必要なモノって、たいして多くない。
要らないモノばかりに囲まれて生活をしてても、つまらん。
ちょっとくらい不便な方が案外いいのかもしれない。
ばぁちゃんと過ごした時間はずっとずっと昔の思い出になってしまってるけど、私にとって必要なモノだからしっかり、覚えている。
ばぁちゃんにお別れをしてくる。
ばぁちゃんが天国で笑顔でいられるように。
ありがとう、ばぁちゃん。
I love you so much...
ラジオ
私はよくラジオを聴く。
テレビより、ラジオ派。
ラジオは最近の曲も、昔懐かしの名曲も聴けるし、リスナーからのおもしろ話とか、聴覚だけを頼りにしないといけないから、想像力も集中力も刺激されて面白い。
最近よく、原田知世のロマンスを耳にする。
確か、私が高校生くらいの時に流れてた曲だと思う。
当時は全然興味がなくて、Spitzとか小室ファミリーとかPUFFYとかCoccoとか聴いてたな…。
でも、久しぶりにラジオから流れてきて、聴いてみると不思議な感覚。
古い曲なのに、時代を感じない。
いま聴いても違和感がない。
まんまとiTunes でダウンロード。笑
ついでに、小泉今日子のmy sweet homeもダウンロード。笑笑
その曲を聴くと、当時の事を思い出す。
友達、恋人、学校のこと、家族のこと、楽しかったこと、悲しかったこと…。
ラジオを聴いてると、いろんな時代の自分に会えるから楽しい。